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【 シロクマ冬眠記!】

shirobear.exblog.jp

写真で綴る徒然日記

銀座の夜の小さな話

今日はちょっと長々と...たまには...

仕事終わりで強引に誘われまして、飲みに行くことに。
銀座とはいえ結構普通の居酒屋さんは閉まるのが早い。
深夜12時。
会社のキレキレ君と夜の銀座をさまようこと...15分ぐらいかな?
「じゅんさい」なる飲み屋を発見。
1時までということを了承し店内へ。
路地裏の地下一階。
狭い店内に四人掛けのテーブルが2つと、
カウンターに8人ぐらいが座れる感じ。
どうやら、おばちゃんが一人で切り盛りしているらしい。
カウンターの上には大皿に盛られた鯖の味噌煮。
片付けようとタッパに入れられた肉じゃが...
とりあえずビールが飲めればよかろうと、+1人合流で3人テーブルへ。
席に着くと、お箸と、陶器の箸置き、お通しのほうれん草のおひたし、
これらをちゃんとお盆に載せて持ってきてくれるおばちゃん。
何だか良い店な感じ。気持ちが良い。
「お待たせしました」と持ってきてくれる冷えた瓶ビールと、
きれいに磨かれた小さなグラス。
うんうん。なかなか良いお店。
聞けば銀座で三十余年。俺らが生まれるころからやってんじゃん!
などと言いながら、おばちゃんに面倒でないメニューをお願いする。
肉じゃが、鯖の味噌煮、スルメいかの焼き物
どれも、ま、おいしい。
「生牡蠣がおいしいんだけど...今日は売り切れちゃったのよねぇ~」
「玉子食べる?」とおばちゃん。
え?ん?玉子?
「うちの玉子はみんな病みつきになるの。おいしいわよ。」
そこまで言われれば...頼まざるを得んだろう...
これが不思議な食べ物で...
極小の土鍋チックな容器に、バターと醤油で味付けした小ぶりの卵が2つ。
後はぐつぐつ煮えたぎらせて...ハイ“玉子”!
ん~!!!これは病みつき!!!という程では正直なかったけど...
うんうん、バターと醤油と卵だからね...おいしい...よね。
更には、ご飯を所望した同僚に、ご飯は無いけど...
うどんのお茶漬けなら...と。
気にも留めずに、んじゃ3つ。
出てきてビックリ...
細切れにした“うどん”か“きしめん”が、ご飯に扮してどんぶりの中に。
後は、海苔とダシで...はいお茶漬け;
ダシはうまい。確かに茶漬け...けど...
「うちでしか食べられないからねぇ~」
うん。そりゃそうだ。こんなの見たことないもん...
こちらは、おなかに優しくて不思議な食べ物でした。

しっかし...
人の出会いって不思議。今夜はこの店に出会えたことに感謝。
「今度は早めに来ますよ」と大人の約束をして、
閉店時間をとっくに過ぎた「じゅんさい」を後にしたのでした。

きっとまたこの店には来るだろう。
疲弊しきった夜、フッとおばちゃんの顔を見るために。
生牡蠣も食したいしネ。



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by whitekuma | 2006-01-26 03:57