2008年 03月 08日
お見舞い
それは昨日聞いた話だった。
癌で長期療養をしている伯父さんが、
抗がん剤治療のため、再入院しているとのことだった。
なぜか、ふっと思い立って、
外出がてら、お見舞いに行くことにした。
病室へ入ると、伯父さんは寝ていた。
起こそうかどうしようかすごく迷った。
が、もしかして、抗がん剤治療が結構つらくて、
ここは起こさない方がよいかな。
と思い、そのまま辞去してきた。
病院の表に出て、携帯の電源を入れ、
一応、母親に報告する。と、
「せっかく行ったんだから、顔ぐらい見せればいいのに…」
と母。
ん~…
と悩んでいると、おもむろに季節はずれのにわか雨が。
豪雨の中、飛び込んでいく気にもならず、
また、母の言葉がこびりついて、
病院へ取って返す。
再び病室へ。
伯父さんは、やっぱり寝ている。
カーテンを開け、ベットサイドへ。
伯父さんは起きない。
少し肩に手を置くと、重たそうにまぶたを開ける。
一瞬戸惑った後、「おお、どうした」と、伯父さん。
「イヤ、近くまで来たもんで、話聞いてたんで寄りました。」
「そうかそうか、悪いが治療直後で動けないんだが…」
「そうかそうか、イヤ悪いなぁ~」
「イエイエ…」
ほんの5分程話をして、
あまり負担を掛けても悪いとおもい、失礼することに。
「んじゃ、伯父さん、ゆっくり頑張って」
と言って作った微妙なガッツポーズ。
「おお、ありがとう」と伯父さん。
まぁ、それしか言えないよね。
少しでも力になれば、と思うけど、
それしかできないよね。。。
などと思いながら、
不思議な空色と、東京タワーを眺めたのでした。
癌で長期療養をしている伯父さんが、
抗がん剤治療のため、再入院しているとのことだった。
なぜか、ふっと思い立って、
外出がてら、お見舞いに行くことにした。
病室へ入ると、伯父さんは寝ていた。
起こそうかどうしようかすごく迷った。
が、もしかして、抗がん剤治療が結構つらくて、
ここは起こさない方がよいかな。
と思い、そのまま辞去してきた。
病院の表に出て、携帯の電源を入れ、
一応、母親に報告する。と、
「せっかく行ったんだから、顔ぐらい見せればいいのに…」
と母。
ん~…
と悩んでいると、おもむろに季節はずれのにわか雨が。
豪雨の中、飛び込んでいく気にもならず、
また、母の言葉がこびりついて、
病院へ取って返す。
再び病室へ。
伯父さんは、やっぱり寝ている。
カーテンを開け、ベットサイドへ。
伯父さんは起きない。
少し肩に手を置くと、重たそうにまぶたを開ける。
一瞬戸惑った後、「おお、どうした」と、伯父さん。
「イヤ、近くまで来たもんで、話聞いてたんで寄りました。」
「そうかそうか、悪いが治療直後で動けないんだが…」
「そうかそうか、イヤ悪いなぁ~」
「イエイエ…」
ほんの5分程話をして、
あまり負担を掛けても悪いとおもい、失礼することに。
「んじゃ、伯父さん、ゆっくり頑張って」
と言って作った微妙なガッツポーズ。
「おお、ありがとう」と伯父さん。
まぁ、それしか言えないよね。
少しでも力になれば、と思うけど、
それしかできないよね。。。
などと思いながら、
不思議な空色と、東京タワーを眺めたのでした。
by whitekuma
| 2008-03-08 01:46